メニュー

多汗症

多汗症とは

多汗症とは異常な量の汗をかく状態を指します。

汗が出るきっかけには、以下の要因があります。

  1. 体温変化による温熱性要因
  2. 緊張などの精神的要因
  3. 辛い物を食べた時などの味覚的要因

わきや手のひらや足の裏などは汗腺が多く密集しているため、汗を多くかきます。
特にわきや手のひらは大量に日常で汗をかくことがあり、生活に支障が生じたり、周囲の人を過剰に気にしてしまい、行動に制限をきたしてしまいます。

治療方法

ボツリヌス注射

ボツリヌス治療とは
発汗は自律神経によってコントロールされています。
汗腺を支配する交感神経から伝達物質(アセチルコリン)が分泌されると汗が出るしくみがあります。ボトックスにはこの発汗に関わるアセチルコリンを抑制する効果があります。

方法

ボツリヌスキトシンをワキの下に注入します。

持続期間

効果は半年~1年持続します。

施術料(自由診療)

両脇で35,000円(税込 38,500円)

注意事項
  • 妊娠中や授乳中の方には使用できません。
  • 副作用はほとんどありませんが、注射による内出血が起こる場合があります。
  • 以下に該当される方は施術できない場合がある。
    神経疾患/ボツリヌス毒素や蛋白製剤にアレルギーのある方

ミラドライ

ミラドライのページ

外用薬

保険診療にて外用薬の処方もあります。

外用抗コリン薬

日本で初めて健康保険の適用が認められた原発性腋窩多汗症用の塗り薬です。エクリン汗腺が交感神経から伝えられる汗を出す指令を受け取れないようにブロックすることにより、発汗を抑えることが期待できます。

1日1回の使用です。(2週間~1ヵ月の容量/本)
使用開始後、数日から1週間程度で効果を感じます。
毎日使うことでより効果が持続します。
保険適用 3割負担 約1,500円/本
副作用:塗布部位の皮膚の炎症や湿疹など

 

外用抗コリン薬

日本で初めて健康保険の適用が認められた原発性手掌多汗症用の塗り薬です。

皮膚から吸収されて、手のひらの汗を抑える薬です。
1日1回就寝前に使用します。
保険適用 3割負担 約960円/本
副作用:塗布部位の皮膚の炎症や湿疹、口の渇きなど

 

20%塩化アルミニウムローション

汗を出す管を閉塞させることで発汗を抑える外用薬です。
一過性であるため効果を持続させるには継続して治療を行う必要があります。

1日1~2回使用します。使用後に少しヒリヒリする場合がありますが、慣れてくるようなら効果の状態に応じて濃度を調節できます。
院内調合薬 自費負担  1,650 円(税込  1,500円)円/本
副作用:ヒリヒリ感や皮膚炎の症状

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME